我が家の愛犬であるメイが、一昨日この世を去りました。

彼女が尾崎家に来たのは、今から約18年前。まだ私が学生の頃でした・・・。その日、伊豆ダイビング実習から帰宅し、何気なく洗面所に行くと、そこに居たのは、一匹の子犬。小さい身体ををさらに小さくして、静かに寝ていました。その光景を今でも鮮明に覚えていますし、“えっ!?なぜ子犬がここに!?”と、ぷちパニックになったのも覚えています(笑) 翌日、母から話を聞くと、彼女は保健所で《殺処分待ち》だったそうです・・・。

こうして彼女は、尾崎家の一員になりました。

彼女はとても人間嫌いで、人が家の前を通っただけで、吠えまくりました。すでに一人暮らしをしていた私が、たまに実家に帰ったときでも、私と分かるまで吠えまくり、私だと分かると、ようやく“ク~ン♪”って。ただ、幼いころのイヤな記憶があるのか、撫でようと手を近づけると、たまに身体を“ビクッ”とさせました。イヌだけど《トラウマ》ってやつでしょうか・・・。

それから、数年が過ぎたとある日。玄関先で日向ぼっこをしていた彼女の隣に何気なく座り、何気なく頭と背中を撫でてあげました。ノンリアクションの彼女でしたが、私が撫でるのを止めると、“もってやってよ~”と、おねだり。気持ち良かったんかい!(笑) 

改めて思い出してみても、彼女との想い出は癒されるものばかりでした。いろんなことがありましたが、ホントに最期まで良く頑張りました。ゆっくり休んでください。お疲れさま。そして心から、ありがとう。